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オバちゃんeighterのつぶやき

ひびき、と、涙の答え

あまりにも東京公演が、夢のように素晴らしすぎて、現実に戻れなくて、夢うつつとはまさにこの事かという日々を過ごしています。
関ジャムでもWSでも東京公演が流れて、ライターさんのような人までが彼らの素晴らしさを語ってくれて、また思いを馳せてしまう日々です。
感じた事も思う事もたくさんありすぎて、簡単に文章がまとまる気がしなくて、でも今のところ私の目や耳に入って来ていない、私的に特筆しておかなければいけないと思う事があるので、忘れないうちに書き残しておこうと思います。
 
タイトルの2曲が、とても素晴らしかった。
実は私、どちらの曲もあまり好きではありません。
曲自体もあまり目立つ曲でもないし、これと言った特徴があると思っていませんでした。
 
ですが。ですが。
「ひびき」の後半のハモりがとてつもなく綺麗で。
あれ?これCD?まさかの口パク?と思うくらい微塵も音程のズレがなく。
素晴らしいハーモニーが彼らから発せられていて唖然としました。
実はこれ札幌でも思ったんですが。
実際半信半疑で、彼らの口元と耳に神経を集中させていましたが、恐らく口パクじゃないはずです。ここで口パクにする理由が無い。
 
からの「涙の答え」。
これが口パクじゃないという前提で書きます。(←まだ少し疑ってる)
素晴らしかった。完璧だった。
この曲ってこんなに良い曲だったんだと感動すら覚えました。
そしてあまりにも完璧すぎて、一体どこのボーカルグループなんだ?と一瞬訳がわからなくなりました。
この急激な進化に見えるものはいったい何なんだろう?
 
元々彼らは歌が「下手」ではありません。
どこかでメンバーも発言してましたよね。自分たち「歌える」って。
でもヤスくんと亮ちゃん以外は(すばるくんも含め)思い切り歌うと微妙にピッチがずれる事が時々あるので、歌が「上手い」とは言い難かったんじゃないかと思います。
ヤスくんは一発で音程を合わせてきてしかも音がブレない歌が上手な人で、亮ちゃんも音程外したところを見た記憶が無いバランスの良い人で、すばるくんは微妙に外す事があってもそれを上回るソウルを感じさせる唄だったので言わずもがなですが、他の4人は音程に関して今まで、自分のパートを外さないように、くらいの意識で歌っていたんじゃないかと推測します。
ハモる時は、相手の声を聴いて合わせないと、たとえそれが正確な音程だったとしても、相手の声と合っていなければ、綺麗には聞こえません。
すばるくんの突出したソウルフルな唄声が無くなった今、6人全員がすばるくんのように唄に魂を込め、かつ、他の5人の声に耳を澄ませ、聴こえるんじゃなく自ら聴いて、他のメンバーの声に自分の声を重なるんじゃなく重ね合わせて、唄おうとしているのかな、と。
今まで自分のパートだけを外さずに歌えれば良いと思っていたメンバーが、そういう唄い方ができるようになったという事なのかなと思いました。
 
彼らの歌い方を見ていてなんとなく、Little Glee Monsterが、頭を過ぎりました。
進んでるのはそういう方向でしょうか。
歌声に力のある人たちが、綺麗なハーモニーを奏でられるようになれば、自ずと人を惹きつける音楽になる。
そういう方向に進んでる、のではなく、進めているのかもしれませんね。
自主的に目的を持って進めることによって起きる進化って、すごい事だなと改めて感じました。
 
もう一つは札幌の感想にも書いたドームの音質の事ですが、始まってすぐ、札幌に入った時に感じた時と同様の籠ったような音の悪さを感じました。
これはもうあの目障りな柱が、前にしか無くなった所為だろうから仕方ないのかな?と思っていたのですが、途中から改善されたのです。
これがどこから改善されたのかはちょっと憶えていないのですが(何と言ってもあまりにも彼らの姿や声やすべてのパフォーマンスが良すぎて、すでに頭の中がフワフワになっていたので)翌日入った時には最初から籠らないクリアな音になっていました。
二日ともPA卓の比較的近くという恵まれた席だったので、場所の違いはそれほど大きくは無いはずなので、何が原因だったのかはわかりません。
 
そして、バンドスタイルの時にバックバンドが入ってる入っていないの話も書きましたが、やはりバックバンドは無しでした。
彼らの音だけ。
スピーカーから出てくる音とステージから出る音のズレが、ステージが動くとものすごく気になったんだけど、そこで気づいたのは前で歌っている人たちと大倉くんのドラムのタイミングが合っていないこと。
歌の人たちの口は、多少スピーカーの音とはずれているんだけど、そんなに気持ち悪いほどではない。
大倉くんのドラムはあからさまにずれている。しかも歌の人たちの口ともずれている。何故?
 
想像でしかないんだけれど、もしかすると大倉くんのいる場所から歌の人の場所とドームの反響なんかを考慮して、大倉くんと歌の人のイヤホンのクリック音は時間差があるのかな?なんて思ったりしました。
あの、スピーカーから出る音と自分たちが歌っている音のズレだけでもものすごく歌いづらいはずなのに、もしクリック音に時間差が本当にあるとしたらめちゃくちゃすごい事だよな、と。
ただの想像でしかないんですけれど。
 
他にも書ききれない素晴らしさが大量にありましたが、他で多分目にしないので記憶に残しておきたかった事を書いてみました。
また時間があれば、記憶を掘り起こすかもしれません。
亮ちゃんと大倉くんの声がカッスカスだったのに翌日復活してたこととか。
安田くんのエロを理解した話とか。(←これはぜひ書きたいと思っているので備忘録)