ジャムコンが終わって、しばらくモヤモヤしていたものが、色々考えて段々明確になってきました。
バンドメインのコンサートを望んでいたはずだったのに、今回のコンサートが終わって、なんとなく物足りなさを感じてしまったのはどうしてだったのだろうか?
バンドで興味を持ってくれた人と、アイドル関ジャニ∞のファンの両方に満足してもらおうと考えたのであろう今回のコンサート。
私はアイドルの関ジャニ∞ももちろん好きだけど、バンドをやってる彼らがとても好きで。
ちゃんと演奏する彼らも観たかったし、ちゃんと踊ってる彼らも観たかった。
でもその両方を足しても、彼らの魅力の半分にしかならないと今回改めて感じたというか。
なぜ関ジャニ∞が好きなのか?
前回のエイタメコンの満足感が異常に高かったのは何故なのか?
前回と今回の違い。音楽要素+アイドル要素、+。
今回は、エイトレンジャー的な笑いの要素がありませんでした。
カッコいい関ジャニ∞を打ちだそうとしたのか、あるいは時間の関係だったのか。
笑える部分が全く無かった訳ではないけれど、バンド中にふざけ始めた時『俺たちはコミックバンドじゃないんだから』とすばるが押さえようとしていたけど、その時私はとても楽しくて、そのままおふざけを続けて欲しいと思ってました。
まあ、いずれ誰かが止めなければならない状況にはなっただろうけど。
そして、バンドとダンスがメインになると、ヨコの存在感が薄れてしまうのもわたし的には寂しいのかもしれません。
ヨコのトランペットが飛躍的に上手になっていて、バンドの中のヨコの存在はとても大きくなっているんだけど、ヨコが主導で話を振って、それを受けたメンバーが面白く話を広げてく、あのライブ感が好きなんですね。きっと。
メンバーの事をわかっているから、良いところを引き出してくれるし、ファンの目線で考えてくれるから、ファンの喜ぶ、ファンが欲しているものを見せてくれる。
今回はMCもいつもより短かったんじゃないのかな。
バンドが好きなファンが居て。
バンドで興味を持って来てくれた人も居て。
アイドルが好きで応援してくれている人も居て。
もしかしたらそういう中で、お笑い要素は来てくれるお客さんへのサービス的な要素であって、そこを楽しみにしてもらっている訳じゃない、ていう括りなのかもしれないけど、バンド+アイドル、そして面白いにーちゃん達(お笑い要素)+一生懸命さ(勇気と元気)が全部合わさって、最強の関ジャニ∞の魅力が生まれたと思ってます。
私は以前、すばるのソロが聴きたいと熱望していました。
そしてすばるのソロコンに行った後思ったのは、すばるの後ろに居るのは関ジャニ∞じゃなければ楽しくない、でした。
本当は後ろじゃなくて横に居て欲しいし、ハモるのは関ジャニ∞メンバーじゃなきゃ嫌だし、ギターのソロが上手くても、サックスやトランペットが上手でも、一緒に演奏するのは関ジャニ∞じゃなければ、とつくづく思いました。
その時と一緒でちょっと自分でも笑ってしまいますが、観たいと、聴きたいと、思っていたものは、違ったんだな、て。
彼らの一部分が観たい、のではなくて、彼らの色んな部分をたくさん観たい、のかな。
人間として魅力的な彼らの一部始終をずっと観ていたい。
きっと私の中で関ジャニ∞はそういう存在なんだと思います。
そしてヨコには、もしかしたら自分の企画はもう関ジャニ∞に必要ないと思っているかもしれないけれど、楽しみにしている人が少なからず居ると思うから、時々で良いから、彼らのプロデュースを続けて欲しいな、と思ってます。